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ぬくぬくした日々のこと baby待ちのことなど by.chicory(チコリ)
by chicory_99
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緊急入院~出産③

夫と母に付き添われ、手術室へ。

扉の先は一人。

ドキドキです。


手術台へ移され、血圧やら色々装着されていきます。
目の前には手術台のライト。それに反射してうっすらお腹の辺りが見えるような見えないような。

よくあるドラマの風景。

ちょっとドキドキして「手術中って見えないんですか?」と聞いてみたけど「見えません」とアッサリ。

どうせなら全て見たかったなぁ。

なんて余裕ぶってみたりして。

そして麻酔開始です。

部分麻酔は、詳しくは覚えてないけど普通の麻酔とこうまくがい麻酔?背中から入れます。

冷たいコットンを顔に当て、お腹に当て「顔が100%冷たいとしたらお腹は何%?」

何%って。ちょっと笑ってしまいました。

足は完全に痺れてきたけどお腹はまだ感覚あります。
なのに!

いきなり開始です!

え?痛い!

「痛いです!」

するとDr.涼しい顔で「相当痛いことしてるからね」ですって!

「でも痛い!すごく痛いです!」

すると麻酔科医、「痛いくらいじゃないからね。そんなもんじゃないくらい痛いことしてるからね」ですって!

だから今の痛みなんて痛いうちに入らないってこと?
でもマジに痛いんですけど!

麻酔効いてないみたいに痛いんですけど!

そこからは痛みとの戦いです。

どんなに痛いって訴えても取り合ってくれません。

Drはもちろん、さっきまで優しかった看護師さんまでシカトだし。

お腹に手を入れる感覚までわかるし!

グリグリ背中の方奥深くまで!

なんか子宮ごと持っていかれる感じ!

「はい赤ちゃんでるよ~」
「はいっ。痛い痛い!」

「はい出たよ~おめでとうございます」

そして、産声。

痛みで何が何だかわからないまま出産です。

離れたところで助産師さんがお世話しているようで泣き声だけが聞こえてきます。

思わず「よかったぁよかったぁ」と声を出して大泣きしてしまいました。

そこからまた激しい痛み。
何やらDr達がブツブツいいながらまたお腹をグリグリしています。

「痛い!痛いです!」と叫びながら意識が遠退きました。

目が覚めると、手術台に横たわる私の腕に赤ちゃんがきてました。

助産師さんが「赤ちゃんですよ」と。

動けなくてよく見えないけど、確かにそこにいます。
また感情が込み上げてきて号泣です。

無事でよかった。ほんとによかった。

そして再び意識はなくなり…

意識朦朧とした状態で目も開かず、夫や母の声が聞こえます。

お腹が痛くて「痛いよ~痛いよ~」と唸りながら「赤ちゃんは?」「子宮はある?」色々言ってたようで。
助産師さんが気をきかして赤ちゃんを連れてきてくれました。

その途端、開かなかった目が開いて。

胸にしっかり抱かれおっぱいに吸い付く赤ちゃん。

出ないおっぱいを懸命に吸ってます。

夫と手を握り合って「よかったぁ。無事産まれてくれてよかったぁ」と夫も泣いていました。

やっと家族3人になれました。

私達のもとに無事産まれてきてくれました。

この日を何年も何日も待ちわびていました。

産まれてくるまでは不安だったけど、本当にもう産まれてくれた。

そのことに、ただただ感謝の思いでいっぱいです。

小さい小さい赤ちゃんです。

でも生きています。

泣いています。

もうそれだけでよかった。

お産まではここまでです。その後はまた書きます。
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by chicory_99 | 2009-05-21 10:05
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