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いる・で・ぱん ile des pins


ぬくぬくした日々のこと baby待ちのことなど by.chicory(チコリ)
by chicory_99
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不妊治療ができるということ。

先日、江角マキコさんの第二子妊娠のニュースを見ました。

江角さん、42歳です。

すごいなぁ。

夫と二人で話したこと。

江角さんの場合は普通妊娠かもしれないけど、42歳で妊娠するってことは 私たちからしたら

大変なこと。

年齢がいくにつれて妊娠しにくくなる事実は、不妊治療をしてる人のなかじゃ常識だけど、

世間一般にはあまり知られてないらしい。

42歳で妊娠のニュースとかがあるから、私の周りの人々も40でも妊娠するって

普通に思ってる人が多く、「まだ大丈夫」と余裕な様子。

そんなことはないんです。

珍しいから話題になるんだよと思ってしまう。

誰もが簡単に妊娠できるわけじゃないんだよと思ってしまう。

***

最近読んだ小説 『しゃばけ』

この小説の一説に出てきた話。

江戸時代のお話。主人公の母親が、結婚して何年も子供に恵まれなくて、

でも、どうしてもどうしても子供が欲しくて。

お稲荷様に毎日毎日それはそれは必至に祈ったそう。

そして産まれた主人公の出生の秘密から物語が展開していくのだけれど。

昔は不妊治療なんてものはなかったから、きっと祈ることしかなかったんだろうな。

「祈る」だけで授かるわけでもなく、でもそうするしか方法はなく、

それはすごく必至な切実な「祈り」だっただろうな。

今よりも子供がいるのが、当たり前で、結婚すれば当然子供ができるもので、

そんな社会で子供ができないって、きっと今以上に辛いこと。

今は子供を持たないって選択もあるし、独身も多いから昔ほどじゃないと思う。

そして、不妊治療ができるということ。

それが大きな違いです。

ある意味それは幸せなことかも。

ちょっと切ない夜でした。

by chicory_99 | 2009-07-19 21:35 | 子育てあれこれ二ヶ月
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